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初心者がWordPressブログを始める方法|開設から最初の記事・収益化まで解説

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最終更新日:2026年8月21日

WordPressでブログを始めたいものの、「サーバーとドメインは何が違うのか」「最初にどの設定をすればよいのか」「記事を書けば本当に収益化できるのか」と迷っている人も多いでしょう。

WordPressブログを始めるには、レンタルサーバーと独自ドメインを契約し、WordPressをインストールして記事を公開します。現在は、多くのレンタルサーバーにWordPressの自動インストール機能があるため、プログラミングの知識は必須ではありません。

初心者が最初に目指すべきなのは、きれいなブログを作ることではなく、「誰のどの疑問に答えるブログか」を決め、最初の記事を公開できる状態にすることです。

この記事では、WordPressブログに必要な費用、テーマの決め方、開設手順、初期設定、最初の記事の書き方、SEO、収益化まで順番に解説します。

WordPressブログの始め方を最初に確認

WordPressブログは、次の10段階に分けると、初心者でも作業の順番を見失いにくくなります。

順番やること完成するもの
1ブログの目的とテーマを決める想定読者と扱う分野
2運営専用のメールアドレスを用意する契約・更新通知の受取先
3レンタルサーバーを契約するWordPressを置く場所
4独自ドメインを取得するブログのURL
5WordPressをインストールするブログの管理画面
6URLやサイト名を設定するブログの基本情報
7テーマと必要最低限のプラグインを入れるデザインと機能
8プロフィールやプライバシーポリシーを作る運営者情報とサイト方針
9最初の記事を公開する読者が読めるコンテンツ
10Search Consoleを設定する検索結果を改善するためのデータ

サーバー契約だけなら短時間で完了する場合がありますが、ブログの方向性、固定ページ、最初の記事まで含めると、数日から1週間程度に分けて進める方が現実的です。

WordPressブログとは何か

一般に「WordPressブログを始める」とは、レンタルサーバーへWordPressをインストールし、自分で取得した独自ドメインを使って運営することを指します。

WordPressは、記事、画像、カテゴリー、メニューなどを管理できるCMSです。HTMLやCSSを直接書かなくても、ブロックエディターを使って記事を作成できます。

ただし、WordPressだけを入手してもブログは公開できません。土地に相当する「サーバー」と、住所に相当する「ドメイン」が必要です。

構成要素役割具体例
レンタルサーバー記事や画像を保存し、インターネット上へ配信するブログの土地
独自ドメインブログへアクセスするためのURLになるブログの住所
WordPress記事やデザインを管理する土地に建てる建物
テーマブログの外観やレイアウトを整える建物の内装

WordPress.orgとWordPress.comは異なる

レンタルサーバーを契約して作る一般的なWordPressブログでは、オープンソースのWordPress.org版を使用します。

WordPress.comは、WordPressを利用したホスティングサービスです。プランによって利用できるテーマ、プラグイン、広告などに制限があります。

ブログのデザイン、広告掲載、機能追加を自分で管理したい場合は、国内レンタルサーバーのWordPress簡単インストール機能を利用する方法が分かりやすいでしょう。

無料ブログとの違い

収益化や長期運営を前提にするならWordPress、費用をかけずに文章を書くことを試したいなら無料ブログが候補になります。

比較項目WordPress無料ブログサービス
初期費用・維持費サーバー代やドメイン代が必要無料で始められるサービスがある
独自ドメイン自由に取得できるプランによって異なる
デザインテーマやコードで変更しやすいサービスの仕様に制限される
広告・収益化規約の範囲内で自分で選べるサービス側の広告や制限がある場合がある
運営管理更新、バックアップ、セキュリティ管理が必要サービス運営会社が担当する範囲が広い
サービス終了の影響サーバー移転などで継続しやすいサービスの方針変更や終了の影響を受ける

WordPressを使っただけで検索順位が上がるわけではありません。読者に役立つ記事を作り、サイトを安全に維持する責任も運営者が負います。

WordPressブログに必要な費用

初心者がWordPressブログを始める場合、必須となる主な費用はレンタルサーバー代と独自ドメイン代です。

項目費用の目安必須か確認する点
レンタルサーバー月額500~1,500円程度必須キャンペーン価格ではなく更新価格も確認する
独自ドメイン年額0~4,000円程度必須取得費用と更新費用を分けて確認する
WordPress本体無料必須レンタルサーバーからインストールできる
WordPressテーマ無料~2万円程度有料版は任意更新期間、利用可能サイト数、サポートを確認する
画像・分析ツール無料~月額数千円任意最初から有料契約を増やしすぎない

金額は契約期間、キャンペーン、ドメインの種類によって変わります。最初の1年が安くても、2年目から更新費用が上がるサービスもあります。

比較するときは「初年度の支払額」だけでなく、「3年間の総額」「自動更新後の料金」「解約時にドメインを移管できるか」まで確認してください。

ステップ0:ブログの目的とテーマを決める

サーバーを契約する前に、「誰が」「何に困ったとき」「このブログを読むのか」を一文で書いてください。

「副業ブログ」「生活ブログ」のように広く決めるだけでは、記事の優先順位を判断できません。次のように、読者と解決する悩みまで具体化します。

  • 広すぎる例:副業について紹介するブログ
  • 具体的な例:平日に1日1時間しか使えない会社員へ、月1万円を目指せる副業の始め方を解説するブログ
  • 広すぎる例:パソコンについて書くブログ
  • 具体的な例:動画編集を始める人へ、必要なPCスペックと購入時の比較方法を解説するブログ

経験・検索される疑問・収益方法の3点で選ぶ

ブログテーマは、「自分が説明できること」「読者が調べること」「収益へつながること」の重なる範囲から選びます。

判断軸確認する質問
経験実際に使った、失敗した、比較した、仕事にした経験があるか
継続性同じ分野で30個以上の疑問を書き出せるか
検索意図読者が困ったときに検索する具体的な言葉があるか
独自情報写真、測定値、問い合わせ結果、作業記録などを追加できるか
収益方法広告、商品紹介、自社サービスなどへ自然につながるか
更新可能性料金や制度が変わったときに修正を続けられるか

人とのやり取りが少ない仕事としてブログを検討している場合は、人と話さずにできる副業おすすめ12選も参考になります。

テーマを決める前に疑問を30個書き出す

テーマ名を決めるより先に、想定読者が検索しそうな疑問を30個書き出すと、記事を継続できるか判断できます。

たとえば「動画編集用PC」を扱うなら、必要なCPU、GPU、メモリ、予算、ノートとデスクトップの違い、使用ソフト別の構成などに分けられます。

30個書けない場合は、テーマが狭すぎるか、自分が十分に調査できない分野かもしれません。反対に、疑問が数百個に広がる場合は、最初に扱う読者や用途を絞ります。

ステップ1:ブログ運営専用のメールアドレスを作る

サーバー、ドメイン、広告、問い合わせを管理するため、私用とは別のメールアドレスを用意すると管理しやすくなります。

このメールアドレスには、契約更新、ドメイン失効、セキュリティ、広告審査などの重要な連絡が届きます。普段確認しないアドレスを使うと、更新に気づかずブログへアクセスできなくなる可能性があります。

次の情報も一緒に記録してください。

  • 契約した会社名とプラン名
  • 契約者名義
  • 登録したメールアドレス
  • ドメインの取得日と更新日
  • サーバーの契約更新日
  • 支払方法
  • 解約・移管方法が記載されたページ

パスワードはサービスごとに異なるものを設定し、パスワード管理ツールを利用します。ブログ制作を外注する場合も、ドメインとサーバーは原則として運営者本人の名義で契約してください。

ステップ2:レンタルサーバーを選ぶ

初心者は月額料金だけでなく、WordPressの自動インストール、無料SSL、自動バックアップ、復元方法、サポートを比較してください。

WordPress公式は、PHP 8.3以上、MariaDB 10.11以上またはMySQL 8.0以上、HTTPSへの対応などを推奨しています。一般的な初心者が個別のサーバー仕様を管理するのは難しいため、現在のWordPressに対応した国内レンタルサーバーを選ぶ方法が現実的です。

確認項目確認する理由
WordPress簡単インストールデータベース作成やファイル転送を自分で行わずに済む
無料SSLURLをHTTPS化し、通信を暗号化するため
自動バックアップ更新失敗や誤操作から復旧するため
復元方法と料金バックアップがあっても、自分で復元できなければ利用しにくいため
更新後の料金初年度のキャンペーンだけで判断しないため
サポート方法メール、チャット、電話の対応範囲が異なるため
プラン変更アクセス増加時に上位プランへ移行できるか確認するため
ドメイン移管将来サーバーを変更するときの制約を確認するため

アクセスがほとんどない開始直後から最上位プランを契約する必要はありません。WordPressを安定して動かせ、後からプランを変更できる構成を選びましょう。

初心者におすすめのレンタルサーバー3選

迷った場合は、運営実績とサポートを重視するならエックスサーバー、開設の分かりやすさならConoHa WING、費用を抑えるならロリポップ!を候補にしてください。

レンタルサーバーの表示速度は、使用するテーマ、プラグイン、画像容量、キャッシュ設定、アクセス数によっても変わります。各社が公表する速度の順位だけで決めず、初心者が復旧や問い合わせをしやすいかも比較することが重要です。

レンタルサーバー初心者向けプラン月額料金の目安自動バックアップ向いている人
エックスサーバースタンダード月額990円~過去14日分運営実績とサポートを重視する人
ConoHa WINGベーシック月額649円~過去14日分ドメイン取得からWordPress開設までまとめて進めたい人
ロリポップ!ハイスピード月額660円~標準搭載必要な機能を残しながら費用を抑えたい人

※料金は2026年8月21日時点の税込・長期契約時における月額換算です。契約期間分を一括で支払うプランがあり、キャンペーン、契約期間、更新時期によって実際の支払額は変わります。申し込み前に公式サイトで総額と適用条件を確認してください。

総合的な安心感で選ぶならエックスサーバー

エックスサーバー」のスタンダードプランは、WordPressブログを長期的に運営したい人へ向いています。

WordPressクイックスタートを利用すると、サーバー契約、独自ドメインの設定、無料SSL、WordPressのインストールまでまとめて進められます。サーバー内のWebデータとMySQLデータベースは1日1回自動保存され、過去14日分のバックアップから復元できます。

  • WordPressクイックスタートに対応
  • 無料独自SSLに対応
  • Webデータとデータベースを過去14日分保存
  • 電話とメールによるサポートに対応
  • 契約条件を満たすと独自ドメインの無料特典を利用可能
  • 通常申し込みでは10日間の無料お試しが可能

注意点は、WordPressクイックスタートを利用すると10日間の無料お試しが適用されず、申し込みと同時に料金が発生することです。試してから決めたい場合は、クイックスタートを選ばずに通常申し込みを行う必要があります。

向いている人:初めてのブログでも、将来の記事数やアクセス増加を考え、定番の環境で長く運営したい人

エックスサーバーの料金と最新キャンペーンを確認する

申し込みの分かりやすさで選ぶならConoHa WING

ConoHa WING」のベーシックプランは、サーバー、独自ドメイン、WordPressを同じ管理画面でまとめて設定したい人へ向いています。

WordPressかんたんセットアップを利用すると、サーバーの申し込みと同時に、独自ドメイン、WordPress、テーマなどを設定できます。WINGパックでは、契約中に対象となる独自ドメインを最大2つまで無料で利用できます。

  • WordPressかんたんセットアップに対応
  • 初期費用無料
  • 無料独自SSLに対応
  • 過去14日分の自動バックアップを標準搭載
  • Web、メール、データベース単位で復元可能
  • WINGパックでは対象ドメインが最大2つ無料

注意点は、WINGパックが契約期間分の一括前払いで、契約期間中の途中解約ができないことです。月額649円は長期契約時の月額換算であり、毎月649円ずつ支払うプランではありません。

向いている人:複数の管理画面を行き来せず、WordPressブログの開設を一度に完了させたい人

ConoHa WINGの料金と契約期間を確認する

費用を抑えて始めるならロリポップ!

ロリポップ!」のハイスピードプランは、WordPressに必要な機能とサポートを確保しながら、維持費を抑えたい人へ向いています。

ハイスピードプランではWordPress簡単インストール、無料独自SSL、自動バックアップ、電話・メール・チャットサポートを利用できます。12カ月以上の契約と自動更新などの条件を満たすと、対象となる独自ドメインを2つまで無料で利用できます。

  • 月額660円から利用可能
  • WordPress簡単インストールに対応
  • 無料独自SSLに対応
  • 自動バックアップと復元データの提供が無料
  • 電話、メール、チャットによるサポートに対応
  • 10日間の無料お試しに対応

ロリポップ!にはさらに安いプランもありますが、無料の自動バックアップや電話サポートなどの条件が異なります。収益化を目的としたWordPressブログでは、価格差だけで下位プランを選ばず、ハイスピードプラン以上を基準に比較する方法があります。

向いている人:最初の費用を抑えながら、バックアップと電話サポートも利用したい人

ロリポップ!の料金と最新キャンペーンを確認する

3社で迷ったときの選び方

3社ともWordPressの簡単インストール、無料SSL、自動バックアップに対応しているため、初心者がブログを始めるための基本機能はそろっています。

  • エックスサーバー:多少の価格差より、運営実績、情報の探しやすさ、長期的な安心感を優先する
  • ConoHa WING:ドメイン取得からWordPress開設まで、まとめて短時間で進めたい
  • ロリポップ!:バックアップや電話サポートを残しながら維持費を抑えたい

月額換算が安くても、長期契約では数年分を一括で支払います。申し込み画面では、月額表示だけでなく、今回の支払総額、更新時の料金、ドメイン無料特典の条件を確認してから契約してください。

ステップ3:独自ドメインを取得する

独自ドメインは後から変更すると移転作業が必要になるため、短く、読みやすく、扱うテーマを狭めすぎない名前がおすすめです。

たとえば「副業」を扱うブログでも、ドメインに特定のサービス名や年号を入れると、テーマを広げたり情報を更新したりしにくくなります。

  • 英数字とハイフンを中心にする
  • 口頭で伝えられる長さにする
  • 数字や年号へ依存しすぎない
  • 他社の商品名や商標を安易に含めない
  • 中古ドメインは過去の利用状況を確認できないなら避ける
  • 取得費用だけでなく更新費用を確認する

サーバー特典でドメイン料金が無料になる場合は、無料期間、対象となるドメイン、サーバー解約後の扱いを確認してください。

ステップ4:WordPressをインストールする

初心者は、レンタルサーバーの「WordPress簡単インストール」や「WordPress同時開設」機能を利用するのが安全です。

申し込み画面では、一般に次の情報を入力します。

  • 使用する独自ドメイン
  • ブログ名
  • WordPressのユーザー名
  • 管理者用パスワード
  • 管理者用メールアドレス

管理者ユーザー名に「admin」、ブログ名、公開しているSNS名など、第三者が推測しやすい文字列を使うのは避けます。パスワードは長く、他のサービスで使っていないものにしてください。

ブログ名は後から変更できますが、ドメインは簡単には変更できません。申し込み確定前に、ドメインのスペルを一文字ずつ確認しましょう。

ステップ5:WordPressの初期設定をする

記事を書く前に、URL、サイト名、タイムゾーン、検索エンジン表示、コメント設定を確認します。

管理画面の場所確認する項目設定例
設定→一般サイトのタイトルブログ名を入力する
設定→一般キャッチフレーズ不要なら空欄も検討する
設定→一般WordPressアドレス・サイトアドレスHTTPSになっているか確認する
設定→一般タイムゾーン日本向けなら東京を選ぶ
設定→表示設定検索エンジンでの表示公開時はインデックス抑制のチェックを外す
設定→ディスカッションコメント利用しないなら受付を停止する
設定→メディア画像サイズテーマの推奨設定を確認する

「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入ったままだと、公開後も検索エンジンへ登録されにくくなります。制作中にチェックを入れた場合は、公開前に必ず外してください。

HTTPSで表示できるか確認する

ブログを公開する前に、URLが「http://」ではなく「https://」で始まり、ブラウザに証明書の警告が表示されないことを確認します。

無料SSLを申し込んだ直後は、反映まで時間がかかる場合があります。WordPressのURLだけを先にHTTPSへ変更すると管理画面へ入れなくなることもあるため、サーバー会社の手順に従ってください。

ステップ6:パーマリンクを設定する

記事URLの基本構造は、最初の記事を公開する前に決め、公開後は理由なく変更しないことが重要です。

WordPress管理画面の「設定→パーマリンク」から設定できます。初心者には、記事ごとに内容を表すURLを付けやすい「投稿名」が分かりやすいでしょう。

たとえば、「初心者がWordPressブログを始める方法」のスラッグは次のように設定できます。

wordpress-blog-start-guide

URLは、短い英単語をハイフンでつなぎます。公開済み記事のURLを変更すると、それまでのリンクが無効になるため、変更する場合は旧URLから新URLへのリダイレクトも必要です。

ステップ7:WordPressテーマを選ぶ

初心者は見た目の豪華さより、スマートフォン表示、更新状況、表示速度、ブロックエディターへの対応を優先してください。

テーマには無料版と有料版があります。有料テーマを導入しても、記事の内容や収益性が自動的に改善するわけではありません。

無料テーマが向いている人有料テーマが向いている人
初期費用を抑えたい記事装飾を短時間で整えたい
まず記事を継続できるか試したい比較表や広告用の機能を頻繁に使う
必要な機能を自分で判断できない必要な機能と購入理由を説明できる
標準的なデザインで問題ないサポートやマニュアルを重視する

テーマを頻繁に変更すると、見出し、表、装飾、広告表示が崩れる場合があります。最初は一つを選び、記事作成へ時間を使いましょう。

ステップ8:プラグインを必要最低限に絞る

プラグインは「おすすめ一覧を全部入れる」のではなく、解決したい問題があるものだけを追加します。

プラグインはWordPressへ機能を追加できる一方、入れすぎると表示速度の低下、管理の複雑化、機能の競合につながることがあります。

目的導入前に確認すること
SEO設定テーマに同じ機能がないか、SEO系を複数入れていないか
問い合わせフォーム迷惑メール対策、保存データ、通知先を確認する
バックアップサーバーの自動バックアップと役割が重複しないか
セキュリティサーバー側の対策、二段階認証、ログイン制限を確認する
キャッシュ・高速化サーバー推奨設定と競合しないか
画像最適化元画像の保管、画質、容量制限を確認する

更新が長期間停止しているもの、現在のWordPressで検証されていないもの、提供元が不明なものは避けます。不要になったプラグインは無効化するだけでなく、復旧に必要ないことを確認して削除します。

ステップ9:記事公開前に固定ページを作る

収益化を始める前に、少なくともプロフィール、プライバシーポリシー、お問い合わせ、広告掲載方針を用意してください。

固定ページ主な内容
プロフィール・運営者情報どのような経験を基に、誰へ情報を発信するのか
プライバシーポリシーアクセス解析、広告、Cookie、問い合わせ情報の扱い
お問い合わせ連絡方法、返信できない内容、営業連絡の扱い
広告掲載方針アフィリエイト広告の利用、商品の選定基準
免責事項情報の更新日、最終判断、損害に関する考え方
特定商取引法に基づく表記自分で有料商品やサービスを販売する場合に必要性を確認する

WordPressにはプライバシーポリシー作成を補助する機能がありますが、自分が利用するアクセス解析、広告サービス、問い合わせフォームに合わせた修正が必要です。

他サイトのプライバシーポリシーをそのままコピーすると、実際には利用していないサービス名や、間違った連絡先が残る可能性があります。

ステップ10:バックアップとセキュリティを設定する

バックアップは「保存されているか」だけでなく、「どの時点へ、どの手順で復元できるか」まで確認して初めて役立ちます。

WordPressのバックアップは、主にデータベースとファイルで構成されます。記事本文だけでなく、画像、テーマ、プラグイン、設定も復旧できる方法を確認してください。

  • WordPress本体、テーマ、プラグインを更新する
  • 更新前にバックアップを取得する
  • 管理者パスワードを使い回さない
  • 利用できる場合は二段階認証を設定する
  • 使用していないテーマとプラグインを整理する
  • 管理者権限を必要以上に共有しない
  • 月に一度はバックアップの保存先と復元手順を確認する

更新を長期間放置するのは危険ですが、更新直後に表示が崩れる場合もあります。バックアップを確認してから更新し、トップページ、記事、問い合わせフォームを表示して動作を確認しましょう。

WordPressで最初の記事を書く方法

最初の記事は自己紹介ではなく、想定読者が実際に検索する一つの疑問へ、最後まで答える記事にします。

ブログを始めた経緯はプロフィールページへ書き、投稿記事では読者の問題解決を優先します。

検索する人を一人に絞る

キーワードを決めるときは、検索回数だけでなく、「誰が、どの状況で、何を決めるために検索するか」を整理します。

たとえば「副業 おすすめ」は対象が広すぎます。「平日 1時間 副業」「人と話さない 副業」「副業 確定申告 20万円」のように、条件や困りごとが加わると、必要な情報を判断しやすくなります。

限られた時間でブログを運営する方法は、平日1日1時間でできる副業おすすめ10選でも解説しています。

結論から逆算して見出しを作る

記事の見出しは、検索上位ページの項目を寄せ集めるのではなく、読者が結論を出すまでに必要な順番で並べます。

初心者向けの記事なら、次の構成を基本形にできます。

  1. 質問への結論
  2. 用語や前提条件
  3. 選択肢の比較
  4. 具体的な手順
  5. 失敗しやすい点
  6. 状況別の判断
  7. よくある質問
  8. 今日行う作業

長文にすること自体には価値がありません。読者の判断に不要な一般論を増やすより、条件、数字、手順、例外を具体化してください。

「証拠メモ」を作って独自性を加える

独自性は変わった文章表現ではなく、自分で確認した条件、日付、数値、選定理由、失敗例から生まれます。

記事を書くたびに、次の項目を記録する「証拠メモ」を作ると、他サイトの要約だけではない記事を作りやすくなります。

記録する項目具体例
確認日2026年8月21日時点
確認した条件料金プラン、契約期間、使用端末、測定環境
一次情報公式サイト、法令、公的機関、製品仕様書
自分で確認した結果使用時間、速度、費用、作業回数、問い合わせ回答
採用した理由どの条件を優先して選んだか
除外した理由誰には向かないか、どの条件で候補から外したか
限界確認できなかった点、結果が変わる条件

購入していない商品を「実際に使った」と書いたり、確認していない料金を断定したりしてはいけません。体験していない場合は、公式仕様を比較した記事であることを明記します。

生成AIの文章をそのまま公開しない

生成AIは構成案、表の整理、誤字確認には使えますが、事実確認や体験情報まで自動的に補ってくれるわけではありません。

AIが出力した文章には、古い料金、存在しない機能、不正確な法律説明、出典のない数字が含まれる可能性があります。公開前に一次情報と照合し、自分が説明責任を持てない内容は削除してください。

Googleは、検索順位を操作することを主目的に、利用者への価値を加えないページを大量生成する行為を「スケールされたコンテンツの不正使用」として説明しています。

AIをブログへ使う場合の注意点は、AI副業は本当に稼げる?現実的な仕事と稼げない副業の違いも参考にしてください。

記事を公開する前のチェックリスト

公開前は文章の長さではなく、「読者の質問へ答えているか」「根拠を確認したか」「次の行動が分かるか」を確認します。

確認項目確認内容
タイトル記事の内容と検索する人の疑問が一致しているか
導入文誰向けの記事か、何が分かるかを説明しているか
結論重要な回答を過度に後回しにしていないか
見出し見出しだけでも記事の流れを把握できるか
根拠料金、制度、仕様を一次情報で確認したか
独自情報体験、条件、比較理由、失敗例を追加したか
画像使用許可があり、内容を補足する画像か
代替テキスト画像が伝える内容を簡潔に説明しているか
内部リンク読者が次に必要とする関連記事へつないでいるか
外部リンク公式サイトや一次情報を優先しているか
スラッグ短い英数字で記事内容を表しているか
表示確認パソコンとスマートフォンの両方で読めるか
広告表示広告やPRを利用していることが明確か
公開日・更新日情報を確認した時点が分かるか

Google Search Consoleを設定する

Google Search Consoleは検索順位を上げる装置ではなく、Googleがページを認識できているか、どの検索語で表示されたかを確認するための無料ツールです。

ブログを登録したら、主に次の項目を確認します。

  • サイト所有権の確認
  • XMLサイトマップの送信
  • URL検査
  • ページのインデックス登録状況
  • 検索結果での表示回数
  • クリック数
  • 平均掲載順位
  • モバイル表示やHTTPSに関する問題

URL検査からインデックス登録をリクエストしても、検索結果への登録や順位上昇が保証されるわけではありません。記事を大量に公開して毎回リクエストを送るより、XMLサイトマップ、内部リンク、記事品質を確認してください。

初心者向け30日間のブログ開始計画

最初の30日間は収益額ではなく、「ブログの基盤を作り、読者の疑問へ答える記事を継続して公開できたか」で評価します。

期間主な作業完成目標
1~3日目目的、想定読者、記事候補を決めるブログの説明文と疑問30個
4~7日目サーバー、ドメイン、WordPressを設定するHTTPSで表示できるブログ
8~10日目テーマ、固定ページ、バックアップを設定する公開前の基本ページ
11~17日目中心となる記事を書く読者の大きな疑問へ答える記事1本
18~24日目中心記事を補足する記事を書く関連記事2~3本
25~27日目内部リンクと表示を確認する記事同士がつながった状態
28~30日目Search Consoleを設定し、次月の計画を作る更新する記事と新規記事の候補

記事数は目安であり、短期間に大量投稿する必要はありません。1記事ごとに調査、執筆、画像、事実確認、内部リンクまで行える本数へ調整してください。

WordPressブログを収益化する方法

ブログの収益化では、広告を先に貼るのではなく、読者が記事を読んだ後に必要とする商品や行動を整理します。

収益方法仕組み向いている記事注意点
アフィリエイト商品やサービスの申込・購入で成果報酬を受け取る比較、選び方、使い方、乗り換え成果条件、否認条件、広告表示を確認する
クリック・表示型広告広告の表示やクリックなどに応じて収益が発生する調べ物、用語解説、ニュース一定のアクセスが必要になりやすい
自社商品教材、テンプレート、作品などを販売する専門知識や制作実績を示す記事販売条件、返金、問い合わせ対応を整える
受託・相談記事を実績として制作や相談を受ける事例、手順、問題解決の記事対応範囲、料金、契約条件を明記する
会員・継続課金限定情報や機能を継続提供する継続的に更新する専門情報毎月提供できる価値が必要

たとえば「初心者向けレンタルサーバーの選び方」という記事なら、読者は比較後に申し込みを検討できます。一方、「ブログとは何か」という用語解説へ強い申込ボタンを何度も置いても、読者の行動と一致しません。

ブログだけで月5万円を目指す場合の現実的な考え方は、副業で月5万円稼ぐには何をすればよい?で解説しています。

アフィリエイト広告であることを明示する

アフィリエイトリンクを掲載する場合は、「広告」「PR」「アフィリエイト広告を利用しています」など、広告を含むことが読者に分かる表示を置きます。

消費者庁は、2023年10月1日から、広告であるにもかかわらず広告であることを隠すステルスマーケティングが景品表示法違反になると案内しています。

広告表示はサイトの隅へ小さく置くだけでなく、読者が記事を読む際に認識できる位置へ表示します。利用するASPや広告主の規約も確認してください。

Googleに評価されやすいブログを作る考え方

Google向けの文章を作るのではなく、検索した人が自分の状況に合う判断をできる記事を作ることがSEOの基本です。

Googleは、利用者のために作られた有用で信頼できる情報を重視すると説明しています。特定の文字数、投稿頻度、テーマを導入するだけで上位表示できる仕組みではありません。

一次情報と確認条件を示す

料金、法律、サービス内容、製品仕様を扱うときは、確認日と一次情報を示してください。

制度は公的機関、製品はメーカー、料金はサービス提供会社の情報を優先します。別のブログに書かれた数字だけを参照すると、情報が更新されていない可能性があります。

料金が読者の契約条件によって変わる場合は、一つの金額を断定せず、適用条件と対象外になるケースも書きます。

記事同士を内部リンクでつなぐ

内部リンクはSEO目的で機械的に増やすのではなく、読者が次に確認する疑問へ案内するために設置します。

たとえば、副業ブログの始め方を読んだ人は、作業時間、収益目標、税金について次に調べる可能性があります。記事本文の関連する場所から、それぞれの詳しいページへ案内します。

同じリンクを無関係な記事へ一律に貼るより、前後の文章で「なぜ読む必要があるか」を説明した方が役立ちます。

公開後のデータで改善する

公開直後の順位だけで記事を失敗と判断せず、表示された検索語と記事内容のずれを確認して改善します。

データの状態考えられる状況確認すること
表示回数がほとんどないインデックス、テーマ需要、サイト内リンクに問題があるURL検査、サイトマップ、検索意図を確認する
表示されるがクリックされないタイトルが検索意図と合っていない検索語、タイトル、説明文、競合ページを比較する
読まれるが申込がない読者の目的と広告が合っていない広告の位置より、商品との関連性を確認する
一部の記事だけ読まれるそのテーマに需要や強みがある関連する疑問を追加し、内部リンクでつなぐ
情報が古くなった料金、仕様、制度が変更された確認日、比較表、結論を更新する

初心者がWordPressブログで失敗しやすいこと

初心者の失敗は知識不足より、記事を公開する前にデザインやツールへ時間と費用を使いすぎることで起こりやすくなります。

失敗例問題点対策
ブログ名やロゴを何週間も考える読者向けの記事が増えない仮決定して最初の記事を公開する
テーマを広げすぎる誰向けのブログか分からなくなる最初は読者と用途を一つに絞る
キャンペーン価格だけでサーバーを選ぶ更新後の費用や復元機能を見落とす3年間の総額と機能を比較する
プラグインを大量に入れる競合や表示速度低下の原因になる目的を説明できるものだけ残す
他サイトの見出しを並べ替える独自の判断材料がない自分の検証条件、数字、除外理由を加える
AI記事を確認せず大量投稿する誤情報や価値の低いページが増える一次情報と実体験で検証する
収益だけを毎日確認する改善すべき工程を特定できない記事数、表示回数、検索語、更新内容を記録する
短期間で生活費を稼ごうとする成果が出る前に資金や時間が不足する受託型副業と並行し、無収益期間を想定する

ブログ収入と経費を最初から記録する

広告収入が少額でも、売上、振込手数料、サーバー代、ドメイン代などを最初の1円から記録してください。

アフィリエイトでは、成果が発生した日、報酬が確定した日、実際に入金された日が異なる場合があります。ASPの管理画面だけに頼らず、月ごとの売上と経費を保存します。

「年間20万円以下なら何も申告しなくてよい」とは限りません。20万円は一定の給与所得者が所得税の確定申告を省略できる基準であり、住民税には同じ申告省略制度がありません。

詳しくは、副業所得が20万円以下なら確定申告は不要?住民税との違いを確認してください。

取引件数が増えた場合は、副業におすすめの会計ソフト比較も参考になります。

会社員の場合は、税金だけでなく勤務先の就業規則、届出、競業、秘密保持も確認します。詳細は、会社に副業が知られる仕組みとは?住民税・社会保険・就業規則を解説で紹介しています。

WordPressブログに関するよくある質問

WordPressブログは初心者でも始められますが、開設後の記事作成、更新、セキュリティ管理まで含めて運営する必要があります。

パソコンがなくてもWordPressブログを始められますか?

スマートフォンでも投稿はできますが、初期設定、表作成、画像編集、複数ページの比較にはパソコンがある方が効率的です。

スマートフォンだけで試す場合も、サーバー管理画面とWordPress管理画面の両方を操作できるか確認してください。長文記事を継続するなら、一般的なノートパソコンでも十分です。

無料テーマと有料テーマはどちらがおすすめですか?

必要な機能が分からない初心者は無料テーマから始め、有料テーマで短縮できる作業を説明できる段階で購入する方法があります。

有料テーマは記事装飾や広告管理を効率化できる場合がありますが、検索順位や収益を保証するものではありません。購入前に、更新、サポート、利用可能サイト数、テーマ変更時の影響を確認してください。

何記事書けばブログで稼げますか?

収益が発生する記事数に共通の基準はなく、テーマ、検索需要、記事品質、商品との相性によって変わります。

100記事を目標に内容の薄いページを増やすより、読者の具体的な疑問へ答える記事を作り、公開後のデータを見て関連ページを追加してください。

WordPressブログは何カ月で収益化できますか?

収益化までの期間は保証できず、数カ月以上記事を書いても収益がほとんど発生しない可能性があります。

短期間で確実な収入が必要な場合、ブログだけに依存するのは危険です。受託型の仕事で収入を確保しながら、ブログを長期的な収入源として育てる方法もあります。

雑記ブログと特化ブログはどちらがよいですか?

初心者は一つの読者層へ向けて、関連する2~3分野を扱う「小さな特化ブログ」から始めると方向性を調整しやすくなります。

完全な雑記ブログでは記事同士をつなぎにくく、非常に狭い特化ブログでは記事候補が不足する可能性があります。30個の疑問を書き出し、3つ程度のカテゴリーへ分けられる範囲を選びましょう。

ブログを実名で運営する必要はありますか?

一般的な情報ブログは筆名でも運営できますが、経歴や資格を根拠にする分野では、読者が信頼性を確認できる情報が必要です。

筆名を使う場合も、実際の経験、検証条件、連絡先、記事の確認方法を示せます。医療、法律、金融など、読者の生活へ大きな影響を与える分野は、専門性と責任の範囲を特に明確にしてください。

まとめ

WordPressブログは、サーバーを契約した日ではなく、読者の具体的な疑問へ答える最初の記事を公開した日から始まります。

初心者は、次の順番で進めてください。

  1. 想定読者と解決する悩みを一文にする
  2. 記事にできる疑問を30個書き出す
  3. 運営専用メール、サーバー、ドメインを用意する
  4. WordPressをインストールしてHTTPSとパーマリンクを設定する
  5. テーマとプラグインを必要最低限に絞る
  6. プロフィール、プライバシーポリシー、お問い合わせを作る
  7. 一つの疑問へ最後まで答える記事を公開する
  8. Search Consoleで検索語とインデックス状況を確認する
  9. 収入と経費を最初の1円から記録する
  10. 読者の反応を基に記事を追加・更新する

最初からデザイン、記事数、収益をすべて完成させる必要はありません。まずは30日間でブログの基盤と3~4記事を作り、継続できるテーマか、読者の疑問へ具体的に答えられるかを確認しましょう。

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WordPressを開設した後は、作業時間、収益目標、AIの使い方、税金の順に確認すると、副業ブログとしての運営計画を立てやすくなります。