副業

WordPress入稿・サイト更新の副業は稼げる?相場と案件の探し方

PRが含まれています

最終更新日:2026年8月28日

WordPress入稿・サイト更新の副業を探すと、1記事数百円の募集と、月10万円を超える運用案件が同時に見つかります。どちらも「WordPressの仕事」ですが、必要な技能と責任は同じではありません。

未経験者がWordPress入稿だけで月1万~3万円を得ることは可能ですが、低単価案件を数でこなすだけでは実質時給が上がりにくく、月5万円を安定させるには画像処理・校正・SEO設定・更新管理まで担当範囲を広げる必要があります。

本記事では、2026年に掲載されたクラウドワークスとランサーズの募集例を同じ基準で比較し、手数料控除後の受取額、連絡や修正を含む実質時給、月収目標に必要な件数を独自に計算します。過去案件との比較、生成AIで仕事が減るという反論、WordPressの権限管理、契約前の確認項目まで解説します。

なお、この記事でいう「相場」は、確認日に公開されていた募集例から把握できる範囲です。案件全体の平均や受注を保証する数字ではありません。

WordPress入稿・サイト更新の副業は稼げるのか

「稼げるか」の答えは、WordPressを操作できるかではなく、1件の受取額を連絡・確認・修正まで含む総時間で割ったときに、自分の下限時給を超えるかで決まります。

目標現実性必要になる条件
月1万円初心者でも狙える継続案件を1件確保し、手順を定型化する
月3万円入稿だけでは作業量が多くなりやすい1記事1,000円前後、または時給制の更新業務へ移る
月5万円単純入稿だけでは非効率になりやすい画像作成、校正、SEO設定、進行管理などを組み合わせる
月10万円以上運用・改善の経験が必要アクセス解析、更新設計、ディレクション、軽微な修正まで担う

WordPressは、W3Techsの2026年8月28日時点の調査で全Webサイトの40.7%に使われていると推定されています。更新対象となるサイトは多い一方、基本的なコピー・貼り付けは参入しやすく、低価格帯では応募者も集まりやすい仕事です。

したがって、最初の実績作りには向きますが、同じ作業を速くするだけでは収入に上限があります。入稿担当から「公開前の品質を任せられる運用担当」へ移れるかが分岐点です。

WordPress入稿とサイト更新の仕事内容を分ける

「WordPress入稿」という案件名だけでは作業量を判断できないため、原稿・画像・装飾・確認・公開の5項目に分解して比較してください。

仕事の段階主な作業必要な知識単価を左右する要素
単純入稿原稿の貼り付け、見出し、下書き保存ブロックエディターの基本操作文字数、表の数、装飾ルール
画像付き入稿画像選定、リサイズ、圧縮、代替テキスト、挿入Canva、画像ライセンス、ファイル形式画像枚数、素材の支給有無、アイキャッチ作成
SEO設定付き入稿内部リンク、スラッグ、カテゴリー、メタ情報見出し構造、リンク、SEOプラグインリンク先の選定、説明文の作成有無
サイト更新文章・料金・画像・PDF・お知らせの差し替え固定ページ、再利用ブロック、表示確認対象ページ数、即日対応、公開作業
運用補助更新予定、校正、リンク切れ、公開後確認、報告品質管理、スプレッドシート、進行管理月間本数、対応時間、責任範囲
保守・改修バックアップ、更新、不具合調査、CSS・PHP修正サーバー、テーマ、プラグイン、コード障害時の責任、復旧、緊急対応

保守・改修は、記事を入れる仕事の延長ではありません。プラグイン更新後の不具合や本番サイトの復旧まで求められるなら、別契約・別料金として扱うべきです。

2026年の募集8件を比較すると単純中央値は1記事400円

2026年の入稿中心の募集8件を抽出すると、表示単価は1記事50~1,000円、単純中央値は400円でした。

掲載時期主な作業表示単価発注者の時間目安確認できた競争状況
2026年3月貼り付け、画像、予約投稿、スラッグ50円5分以内応募1人・契約1人
2026年6月見出し、装飾、画像、リンク、確認100円/画像選定等込み200円記載なし応募21人・契約4人
2026年4月2,000~4,000字、画像3~5枚、タグ、予約投稿200円慣れれば10分応募47人・契約2人
2026年8月元記事と画像を入稿300円記載なし応募55人・契約2人
2026年1月メタ情報、Canva、画像3枚500円20~30分応募14人・契約3人
2026年6月見出し、画像、内部リンク、表、ボックス500円(税別)記載なし応募52人・契約1人
2026年2月約1万字、SWELLブロックによる装飾1,000円記載なし応募38人・契約2人
2026年8月画像・SNS投稿の調査、SWELL入稿、装飾1,000円30~60分提案28件

単純中央値は、8件を50円、100円、200円、300円、500円、500円、1,000円、1,000円の順に並べ、中央の300円と500円を平均した400円です。母集団を無作為抽出した統計ではなく、2026年8月28日に内容と金額を確認できた募集例の比較値です。また、「税込」「税別」「手数料込み」の表記が混在するため、400円がそのまま受取額になるわけではありません。

一方、1記事2,000円の募集もありましたが、メーカー情報の転記、画像編集、AIを使った文章作成まで含み、発注者の時間目安は約2時間でした。高い表示単価でも、入稿以外の工程が増えれば時給が上がるとは限りません。

手数料と総作業時間を入れると実質時給はいくらか

契約額ではなく、手数料を引いた受取額を「営業+連絡+入稿+確認+修正」の総時間で割ると、本当に受ける価値があるか判断できます。

2026年8月28日時点で、クラウドワークスは10万円以下の部分に20%のシステム利用料がかかり、利用料には消費税も加算されます。公式例では税込契約額11,000円から2,420円が引かれ、受取額は8,580円です。低額案件を税込契約額で単純化すると、受取率はおおむね78%です。ランサーズのランサー側手数料は税込契約額の16.5%で、受取率は83.5%です。別途、振込手数料や税金が発生する場合があります。

実質時給は、次の式で計算します。

  • 実質時給=(税込契約額-システム手数料-案件固有の経費)÷(応募・連絡・説明・作業・確認・修正の総時間)
計算例手数料後の概算総時間の仮定概算実質時給
クラウドワークス200円156円作業10分+連絡等5分624円
クラウドワークス500円390円作業20~30分+連絡等5分約669~936円
ランサーズ1,000円835円作業30~60分+連絡等5分約771~1,431円

この表は税込契約額を200円、500円、1,000円と仮定した独自計算です。発注者が示す時間は、マニュアル確認、質問、差し戻し、報告を含まないことがあります。最初の3~5件は実測し、見積時間ではなく自分の記録で継続可否を決めてください。

1記事500円で月3万円を得るには77記事が必要

税込500円のクラウドワークス案件で手数料後の月3万円を得るには、約77記事、1記事30分なら38.5時間が必要です。

手数料後の目標必要記事数1記事30分の場合平日20日で割った作業量
月1万円26記事13時間1日約39分
月3万円77記事38.5時間1日約1時間56分
月5万円129記事64.5時間1日約3時間14分

平日1日1時間しか確保できない人が月3万円を目指すなら、必要な実質時給は約1,500円です。500円案件を急いで処理するより、1記事1,000円以上へ移るか、時間単価制の更新補助、画像作成や校正を含む月額契約を探すほうが現実的です。副業全体の時間配分は、平日1日1時間でできる副業おすすめ10選も参考にしてください。

過去事例では入稿単価が自動的に上がっていない

2021年に1記事500円だった入稿案件と、2026年の500円案件を比べると、経験年数を重ねるだけで市場単価が自然に上がるとは考えにくいことが分かります。

ランサーズには、2021年11月終了の1記事500円の募集が残っています。作業は原稿の貼り付けだけでなく、見出し、誤字脱字、装飾、画像、内部・外部リンク、最終確認まで含み、目安は30分でした。

2026年にも、見出し、画像、内部リンク、表、ボックス、公開前確認まで含む500円の募集がありました。これは1件ずつ条件が異なるため市場全体の時系列統計ではありません。しかし、「続けていれば同じ入稿作業の単価が上がる」とは限らない反例になります。

単価を上げるには、作業速度だけでなく、差し戻しを減らすチェック、テーマ固有ブロックへの対応、画像の権利確認、校正、更新予定の管理など、発注者の確認時間を減らす役割へ移る必要があります。

生成AIでWordPress入稿の仕事はなくなるのか

生成AIと自動化で単純な整形は減りますが、テーマ固有の表示、画像ライセンス、リンク先、公開日時、本番表示を確認する責任までは自動的に消えません。

「AIで原稿からHTMLを作れば、人の入稿作業は不要になる」という反論には一理あります。定型的な見出し付け、要約、メタディスクリプション案、表の下書きは自動化しやすく、低価格帯の単価をさらに押し下げる可能性があります。

一方、WordPressにはテーマ、プラグイン、独自ブロック、権限、既存記事のルールがあります。生成されたHTMLが編集画面では正しく見えても、スマートフォンで崩れる、不要なタグが入る、既存CSSと衝突する、リンク先が誤るといった問題は残ります。

AIで補助しやすい作業人が最終確認すべき作業
見出し・リスト・表のHTML案サイト上の見出し階層と表示
メタ情報の下書き検索意図、文字数、事実関係
画像候補の検索語利用規約、人物・商標、クレジット
チェックリスト作成プレビュー、リンク、予約日時、公開状態

AI利用が禁止されている案件や、未公開情報を外部AIへ入力できない案件もあります。利用可否、入力できない情報、最終責任を契約前に確認してください。

検索上位記事との比較で追加した4つの独自要素

検索上位で見つかるWordPress副業記事はサイト制作と入稿を一括で扱う傾向があるため、本記事では入稿担当者が受注前に使える計算と安全条件へ絞りました。

2026年8月28日に「WordPress 入稿 副業 相場」「WordPress サイト更新 副業 相場」などで確認できた主要10記事を調べました。検索順位は日時、地域、端末などで変わります。また、以下は概念の有無ではなく、ページ内で「システム手数料」「実質時給」「権限」という語を検索した結果です。

比較項目調査した10記事本記事で追加した内容
システム手数料完全一致0/10記事クラウドワークス78%、ランサーズ83.5%の受取率で計算
実質時給完全一致0/10記事連絡・説明・確認・修正を含めた時給を3例で算出
権限完全一致0/10記事投稿者・編集者・管理者の使い分けと事故防止を整理
市場の分離サイト制作や開発相場との混在が多い単純入稿、更新、運用、保守を別の仕事として比較

この4点により、読者は「WordPress案件は5万~50万円」といった広すぎる相場ではなく、自分が応募する入稿案件の受取額と事故リスクを判断できます。

初心者が先に身につけるスキル

HTMLやPHPを広く学ぶ前に、1本の記事を指示どおり下書きにし、第三者が同じ手順で検査できる状態を作れるようにしてください。

番号必要なスキル確認・対応する内容
1ブロックエディター段落、見出し、リスト、表、引用、ボタン、カラムを使います。
2クラシックエディタービジュアルとテキストの違いを理解し、不要な改行やタグを確認します。
3画像処理指定サイズ、縦横比、圧縮、ファイル名、代替テキスト、利用条件を確認します。
4テーマ固有機能SWELL、XWRITEなど、案件で使用するテーマの装飾を再現します。
5SEOの基本見出し順、スラッグ、内部リンク、カテゴリー、タイトル、メタ情報を扱います。
6公開前確認PCとスマートフォンの表示、リンク、画像、表、公開日時、下書き状態を確認します。
7変更記録対象URL、変更前後の内容、作業日時、確認結果を残します。

    練習環境がない場合は、自分のテスト用WordPressで記事を3本作り、クラシックエディターとブロックエディターの両方を触ります。開設方法は初心者がWordPressブログを始める方法で確認できます。

    案件は「WordPress入稿」以外の言葉でも探す

    案件名だけで検索すると低単価のデータ入力へ偏るため、「CMS」「メディア運用」「Web更新」「コンテンツオペレーション」まで検索語を広げてください。

    検索語見つかりやすい仕事確認点
    WordPress 入稿記事の貼り付け・装飾文字数、画像、表、リンク
    SWELL 入稿/テーマ名 入稿テーマ固有ブロックの整形過去記事の再現範囲
    CMS 入稿WordPress以外を含む更新操作マニュアルと研修時間
    Webサイト 更新文章、画像、料金、PDFの変更本番公開とバックアップ
    メディア運用アシスタント校正、進行、公開、集計定例会、対応時間、月間工数
    コンテンツオペレーション入稿フローと品質管理手順改善や管理責任の有無
    EC 商品登録商品情報、画像、在庫、カテゴリー商品数と情報の正確性

    最初はクラウドワークスとランサーズの両方で同じ検索条件を試し、応募できる案件数、手数料後の受取額、応募者数を7日間記録します。サービスの違いはクラウドワークスとランサーズはどっちがおすすめ?も参考にしてください。

    応募前に確認する12項目

    単価が高く見えても、画像探し、アイキャッチ作成、内部リンク選定、公開、無制限修正が後から加わる案件は避けてください。

    確認項目質問する内容
    原稿完成原稿か、校正・追記・事実確認も必要か
    文字数平均と最大は何文字か、長文で追加料金が出るか
    画像支給か選定か、何枚か、加工とアイキャッチを含むか
    装飾見出し、表、ボックス、ふきだしを何個使うか
    リンクURL指定か、自分で内部・外部リンクを探すか
    SEO設定スラッグ、カテゴリー、タグ、メタ情報を誰が決めるか
    テーマSWELLなどの使用テーマと見本記事があるか
    納品下書き保存か、予約投稿か、本番公開か
    確認PC・スマホ確認、リンク検査、公開後確認を含むか
    修正無料修正は何回で、仕様変更をどう扱うか
    件数・納期月の最低本数、依頼の間隔、当日対応の有無
    報酬税込・税別、手数料負担、検収日、具体的な支払日

    回答がない場合は、最も工数が多い条件で見積もるか、テスト1本だけ受けて実測します。無料テスト、大量のサンプル作成、仮払い前の本番作業には応じないでください。

    受注単価は目標手取り時給から逆算する

    目標手取り時給を1,500円とし、総作業時間が30分なら、クラウドワークスで必要な税込契約額は約962円なので、少なくとも1,000円を目安にします。

    クラウドワークスの低額案件を受取率78%として単純化すると、必要な契約額は次の式で計算できます。

    • 必要な税込契約額=目標手取り時給×総作業時間÷0.78
    目標手取り時給総作業時間30分総作業時間45分総作業時間60分
    1,200円約770円約1,154円約1,539円
    1,500円約962円約1,443円約1,924円
    2,000円約1,283円約1,924円約2,565円

    これは法的な最低賃金ではなく、自分が案件を選ぶための下限です。業務委託は雇用と同じ賃金制度が当然に適用されるわけではありません。提案額を決めたら、手数料や低単価案件から抜け出す考え方をクラウドソーシングは稼げない?低単価案件から抜け出す方法でも確認してください。

    実績ゼロでも伝わる提案文とポートフォリオ

    「WordPressを使えます」ではなく、対象テーマ、対応できる作業、週の本数、確認方法を具体的に書くと、発注者が任せた後の流れを想像できます。

    募集内容を確認し、WordPressへの下書き入稿、H2・H3設定、画像挿入、内部リンク、公開前チェックまで対応できます。

    使用経験:[ブロックエディター/クラシックエディター/SWELLなど、事実だけを記載]

    対応可能数:週[ ]本、初回納品:素材受領後[ ]日以内

    作業後は、見出し階層、画像、リンク、PC・スマートフォン表示、下書き状態をチェックリストで確認します。

    不明な仕様は着手前にまとめて質問し、見本記事と異なる点を自己判断で公開しません。

    未経験なら、自分のテストサイトで次の3種類を作ります。

    • 3,000字の記事を見出し、リスト、表、画像付きで入稿した例
    • 長文をSWELLなどのテーマ固有ブロックで整えた例
    • 変更前後、作業時間、チェック結果を記録したサイト更新例

    公開URLだけでなく、「元原稿から何を設定したか」「何分かかったか」「何を検査したか」を添えてください。作り方は副業ポートフォリオの作り方、応募文の型はクラウドワークス・ランサーズの提案文テンプレートで詳しく解説しています。

    管理者権限を安易に受け取らない

    記事入稿だけなら管理者権限は通常不要で、作業に必要な最小権限の専用アカウントを発行してもらうほうが安全です。

    WordPress公式ドキュメントでは、編集者は他ユーザーを含む投稿の公開・管理、投稿者は自分の投稿の公開・管理、寄稿者は自分の投稿を作成・管理できるものの公開はできない、と整理されています。管理者はプラグイン、テーマ、ユーザーなどサイト全体へ影響する機能を扱えます。

    依頼内容検討する権限注意点
    自分の記事を下書きにする寄稿者または投稿者画像アップロードの可否を確認する
    自分の記事を公開する投稿者公開判断を任されているか書面で確認する
    他の人の記事を編集・公開する編集者削除や公開済み記事の変更範囲を決める
    テーマ・プラグイン・ユーザーを変更する管理者入稿契約と分離し、バックアップと復旧責任を定める

    共有の管理者IDとパスワードを複数人で使うと、誰が変更したか追跡しにくくなります。自分専用のアカウント、二要素認証、作業終了後の権限削除を依頼してください。本番公開を担当する場合は、公開前の承認者と誤公開時の連絡先も決めます。

    最初の30日で入稿副業を始める手順

    30日間の目的は大量応募ではなく、1件の総作業時間を測り、自分が受けられる条件を数字にすることです。

    期間行うこと残す記録
    1~3日目テスト環境で基本ブロックを操作する操作できない項目と解決方法
    4~7日目見本記事を3本作り、PC・スマホで確認する入稿時間、画像時間、確認時間
    8~14日目2サイトで各20件を同じ条件で調べる単価、範囲、応募者、手数料後の時給
    15~21日目条件が明確な案件へ5~10件応募する提案内容、返信、採否理由
    22~30日目有償テストまたは初回案件を実測する総時間、差し戻し、受取額、継続判断

    受注できなければ、応募数だけを増やさず、案件が求めるテーマ経験とポートフォリオの不足を確認します。受注できても下限時給を下回ったら、作業を削る、単価を交渉する、別の範囲へ移るのいずれかを選びます。

    契約では作業範囲・修正・支払日を固定する

    「入稿一式」で始めず、何記事、何文字、画像何枚、どこまで装飾し、下書きと公開のどちらで納品するかを書面やメッセージに残してください。

    フリーランス法の対象取引では、発注者は業務内容、納品・役務提供の期日と場所、報酬額、支払期日などを、書面またはメール等で明示する必要があります。公正取引委員会は、報酬を給付受領日から60日以内に支払うこと、支払日は具体的に特定することを案内しています。

    令和7年度の公正取引委員会の運用状況では、措置1,552件のうち情報通信業が575件で最多でした。違反行為の類型では、支払期日の義務違反が1,135件、取引条件の明示義務違反が1,126件で上位です。小さな入稿案件でも、条件と支払日を記録する意味があります。

    修正回数、仕様変更、画像ライセンス、生成AI、秘密保持、実績公開、アカウント削除、誤公開時の責任も確認してください。詳しい確認表は副業の業務委託契約書で確認すべき12項目、請求の流れは副業の見積書・請求書の作り方で確認できます。

    WordPress入稿が向いている人・向いていない人

    華やかなデザインより、同じルールを繰り返し守り、違和感を見つけて公開前に止められる人に向く副業です。

    向いている人向いていない人
    細かな表記やリンク切れに気づける確認作業を省いて速さだけを優先する
    マニュアルと見本の差を質問できる不明点を自己判断で本番公開する
    作業時間を記録して改善できる記事単価だけで案件を選ぶ
    平日決まった時間に継続対応できる当日依頼や細かな連絡が大きな負担になる
    校正・画像・SEOへ担当を広げたい単純なコピー作業だけを長く続けたい

    WordPress入稿・サイト更新の副業に関するよくある質問

    初心者は「何でもできます」と広げるより、下書き入稿から始め、公開や保守は経験と契約を分けて増やしてください。

    未経験でも受注できますか?

    未経験可の募集はありますが、発注者の本番サイトを最初の練習場所にしてはいけません。自分のテストサイトで3記事を作り、見出し、画像、表、リンク、下書き保存、スマートフォン確認までできる状態で応募してください。

    スマートフォンだけで作業できますか?

    少量の文章修正は可能でも、長文、表、複数画像、PC表示確認を伴う案件にはパソコンが必要です。発注者がパソコン作業を条件にしている場合もあります。

    資格やプログラミングは必要ですか?

    単純入稿に資格やPHPは必須ではありませんが、見出し構造、HTMLの基本、画像、リンク、権限の知識は必要です。コード修正を依頼されたら、入稿とは別業務として扱います。

    1記事100円や200円でも、5~10分なら受けてよいですか?

    説明、連絡、差し戻しを含めても自分の下限時給を超え、作業範囲が固定されている場合だけ検討してください。発注者の「慣れれば10分」をそのまま信じず、有償テストで実測します。

    WordPress入稿から単価を上げるには何を追加しますか?

    校正、画像処理、内部リンク、メタ情報、公開前確認、更新予定の管理を順に追加し、発注者の確認工数を減らします。プラグイン更新や障害対応は責任が大きいため、安易に同じ料金へ含めないでください。

    公開ボタンを押す仕事は受けてもよいですか?

    公開日時、最終承認者、誤公開時の連絡先、公開後の確認範囲が決まっていれば受けられます。判断権限が曖昧なら、下書き保存までを納品条件にします。

    まとめ:入稿件数ではなく実質時給と担当範囲を増やす

    WordPress入稿は最初の実績を作りやすい一方、月3万~5万円を目指すなら、低単価案件の件数ではなく、1件当たりの受取額と発注者の確認時間を減らせる担当範囲を増やしてください。

    • 2026年の募集8件では、表示単価50~1,000円、単純中央値400円だった
    • 同じ「入稿」でも、画像選定、装飾、リンク、公開の有無で工数が変わる
    • 税込500円のクラウドワークス案件で手数料後の月3万円には約77記事が必要
    • 2021年と2026年に500円の募集があり、同じ作業の単価は自動的に上がらない
    • AIは整形を速くするが、権利、表示、リンク、公開の最終確認は残る
    • 管理者権限ではなく、作業に必要な最小権限の専用アカウントを使う
    • 最初の3~5件で総時間を測り、下限時給を下回る案件は条件を見直す

    今日行う作業は、クラウドワークスとランサーズで「WordPress 入稿」「SWELL 入稿」「メディア運用」の3語を検索し、候補10件について、手数料後の受取額と総作業時間を表へ入れることです。応募は、その計算で下限時給を超え、作業範囲が書面で確定した案件から始めてください。

    関連ページ

    操作練習、案件選び、提案、契約、請求までを一続きで準備すると、初受注後に条件確認で迷いにくくなります。

    参考資料

    情報・募集内容は2026年8月28日に確認しました。募集終了や条件変更の可能性があるため、応募時は各ページの最新表示を確認してください。