副業に強い動画編集スクール比較|案件紹介・添削・料金を比較
最終更新日:2026年9月17日
動画編集スクールは、受講料の安さだけで選ぶものではありません。副業を始めるなら、学習を終えてから仕事を受注するまでの支援も大切です。
結論からいうと、案件紹介を重視するならSTUDIO US、営業力まで身につけたいならデジハクやChapterTwoが候補です。
映像制作を幅広く学びたい人には、デジタルハリウッドも向いています。ただし、補助制度を利用できる条件は対象者によって異なります。
この記事では、公式サイトで確認できた情報をもとに4校を比較します。掲載している情報は2026年9月17日時点のものです。料金や支援内容は変更される可能性があるため、申し込む前に必ず確認してください。
副業向け動画編集スクール4校の比較表

「案件紹介あり」と書かれていても、必ず仕事を受けられるとは限りません。
スキル試験や選考が設けられている場合もあります。案件紹介と受注保証は分けて考えましょう。
| スクール | 主な料金(税込) | 案件支援 | 添削・相談 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| STUDIO US | 動画クリエイター総合コース220,000円 通常価格275,000円との表示あり | 企業案件への挑戦、スキル認定後の案件紹介 | マンツーマン相談、期間無制限の学習・相談 | 料金と案件獲得までの導線を重視する人 |
| デジハク | 公式サイトでは要問い合わせ | 案件の直接紹介はなし。自力で営業するための個別支援 | 作品添削、チャット、個別面談 | 卒業後も自分で仕事を取る力を伸ばしたい人 |
| ChapterTwo | 220,000円~ | 提携サービスからの優先紹介、条件付きの仕事発注 | 課題添削、チャット相談、商談同席3回 | After Effectsと営業を重点的に学びたい人 |
| デジタルハリウッド | 副業・フリーランスプラン503,800円 支援制度適用後183,200円との案内あり | 実践制作、キャリア相談、企業紹介など | 作品制作とポートフォリオ支援 | 企画・撮影・編集を幅広く学びたい人 |
支援制度適用後の金額は、誰でも利用できる割引ではありません。雇用契約中で転職を目指していることなど、制度ごとに条件があります。
目的別に選ぶおすすめ動画編集スクール
総合順位よりも、最初の仕事をどう取るかで選んだほうが失敗しにくくなります。
案件紹介と料金のバランスならSTUDIO US
STUDIO USでは、動画クリエイター総合コースを220,000円で案内しています。Premiere Proに加え、After Effectsや企画、営業も学べます。
公式サイトには、企業案件に挑戦できる機会があると記載されています。スキル認定試験に合格すると、実力に応じた案件紹介も受けられます。
仕事につながる機会は用意されていますが、入学しただけで案件を受けられる制度ではありません。
学習期間と相談サポートに期限がない点は強みです。仕事を始めた後も相談したい人に向いています。
- 受講料:220,000円
- 学習形式:オンライン
- 主なソフト:Premiere Pro、After Effects、Photoshopなど
- 案件支援:企業案件への挑戦、認定後の案件紹介
- 注意点:紹介条件、選考方法、報酬額を申込前に確認する
自力で案件を取る力を伸ばすならデジハク
デジハクでは、現役フリーランスの講師による個別支援を受けられます。動画制作に加えて、営業やマーケティングも学べるスクールです。
課題以外に自分で制作した動画も、講師に添削してもらえます。ポートフォリオ制作や案件獲得についても、個別面談で相談できます。
デジハクは案件そのものを紹介せず、自分で受注できる状態を目指すスクールです。
紹介案件に頼らず仕事を取りたい人には、理にかなった仕組みです。ただし、入学後すぐに仕事を紹介してほしい人には向きません。
公式サイトによると、STANDARDコースのマンツーマンサポートは3カ月です。PROコースはサービスを6カ月利用でき、マンツーマンサポートの期間に制限はありません。
ただし、現在の料金は公式ページで公開されていません。説明会では、受講料の総額と分割手数料を書面で確認しましょう。
- 受講料:要問い合わせ
- 学習形式:オンライン
- 主なソフト:Premiere Pro、After Effects、Photoshop、Illustrator
- 案件支援:営業方法、提案、ポートフォリオを個別支援
- 注意点:案件の直接紹介はない
After Effectsと営業を学ぶならChapterTwo
ChapterTwoは、After Effectsを使った企業向け動画に力を入れています。名刺の作り方やメール営業、商談の進め方も学べます。
受講料は220,000円からです。リアルタイム講座は全12回で、通常のサポート期間は初回講座から90日間となっています。
特徴は、講師が営業商談に3回まで同席できる点です。
提携サービス「むびる」から、案件を優先的に紹介する制度も案内されています。公式サイトには、テスト合格者へ仕事を発注するとの記載もあります。
ただし、優先紹介は受注保証ではありません。どのテストに合格する必要があるのか、紹介件数に上限があるのかを確認してください。
- 受講料:220,000円~
- 学習形式:オンライン講義と動画教材
- 主なソフト:After Effects、Premiere Pro
- 案件支援:優先紹介、条件付き発注、商談同席
- 注意点:継続サロンは月額料金がかかる場合がある
企画・撮影・編集を広く学ぶならデジタルハリウッド
デジタルハリウッドの副業・フリーランスプランは、受講期間が6カ月です。Premiere ProやAfter Effectsの操作に加え、撮影や企画、構成も学びます。
定価は503,800円です。対象者については、リスキリング支援を利用すると183,200円になるとの案内があります。
副業だけが目的の場合、補助制度の対象外になる可能性があります。
公式案内では、雇用契約中で、雇用主の変更を伴う転職を目指す人などが対象です。フリーランス、公務員、無職、業務委託の人は対象外と説明されています。
支援制度適用後の金額だけを見て申し込まず、自分が要件を満たしているか確認してください。
- 受講料:503,800円
- 支援制度適用後の案内:183,200円
- 受講期間:6カ月
- 学べる範囲:編集、撮影、企画、構成、マーケティング
- 注意点:補助制度には転職などの条件がある
「案件紹介あり」を4段階に分けて確認する
案件支援は、紹介の有無だけでなく、受注までの距離で比べる必要があります。
| 段階 | 支援内容 | 受講生がすること | 確認したい点 |
|---|---|---|---|
| 段階1 | 営業講座のみ | 自分で応募先を探して提案する | 提案文や見積書も添削されるか |
| 段階2 | 応募先や案件情報を案内 | 自分で応募し、選考を受ける | 競争人数、紹介頻度、卒業後の利用期限 |
| 段階3 | 校内案件や提携案件へ推薦 | 試験や選考を通過する | 合格基準、報酬、実績公開の可否 |
| 段階4 | 一定額や一定件数の発注を保証 | 納期と品質条件を満たして納品する | 保証条件、不合格時の扱い、修正上限 |
今回取り上げた4校のうち、STUDIO USとChapterTwoは主に段階3に当たります。デジハクは、段階1の支援を手厚くした形と考えられます。
スクールから「案件紹介があります」と説明されたら、仕事が割り振られるのか、それとも案件に応募できるだけなのかを確認しましょう。
添削は回数より「何を直してもらえるか」が重要
操作ミスだけでなく、発注者の目的に合っているかまで見てもらえる添削が実務向きです。
動画がきれいに動くだけでは、実際の案件で高い評価を得られません。誤字、音量、視線の誘導、テンポ、権利関係、納期も品質に含まれます。
無料相談では、次の点を確認してください。
- 自主制作も添削してもらえるか
- 同じ作品を再提出できるか
- 添削回数と返信までの日数
- テロップや演出の理由まで説明されるか
- 案件で作った納品物も相談できるか
- 守秘義務がある素材をどう扱うか
- ポートフォリオへの掲載可否も確認できるか
ポートフォリオ支援を詳しく比べたい人は、ポートフォリオ添削があるオンラインスクール比較も参考にしてください。
受講料を回収するには何件の案件が必要か
受講料は月々の分割額ではなく、手数料を含む総額で判断します。
ここでは、経費と手数料を差し引いた1件あたりの手取りを5,000円、15,000円、30,000円と仮定します。実際の報酬相場を保証する数字ではありません。
| スクール | 比較に使う受講料 | 手残り5,000円 | 手残り15,000円 | 手残り30,000円 |
|---|---|---|---|---|
| STUDIO US | 220,000円 | 44件 | 15件 | 8件 |
| ChapterTwo | 220,000円 | 44件 | 15件 | 8件 |
| デジタルハリウッド | 503,800円 | 101件 | 34件 | 17件 |
| デジタルハリウッド 支援制度適用後 | 183,200円 | 37件 | 13件 | 7件 |
端数は切り上げています。デジハクは現行料金が公開されていないため、計算から除外しました。
低単価の案件だけで受講料を回収するには、多くの件数をこなす必要があります。企画やサムネイル制作、ショート動画への再編集など、対応できる仕事を増やすことも検討しましょう。
受講料以外にかかる費用も計算する
動画編集では、受講料のほかにパソコン、編集ソフト、保存用ストレージが必要です。
次の式を使い、自分に必要な初期費用を計算してください。
総学習費用=受講料+分割手数料+ソフト代+パソコン代+周辺機器代
| 費用 | 確認する内容 |
|---|---|
| 編集ソフト | Adobe製品の利用料が受講料に含まれるか、何カ月必要か |
| パソコン | 現在のPCで課題と実案件を処理できるか |
| ストレージ | 素材保存用SSD、バックアップ、クラウド容量 |
| 素材サービス | BGM、効果音、写真、動画素材の商用利用料 |
| 分割手数料 | 月額表示ではなく、支払総額との差額 |
| 卒業後の支援 | コミュニティや添削を継続する場合の料金 |
受講料を経費にできるか迷う人は、副業スクール代は経費になるかを解説した記事も確認してください。
副業会社員が失敗しにくい選び方
学べる内容より先に、毎週確保できる時間と取りたい案件を決めましょう。
週の学習時間から受講期間を逆算する
平日に毎日2時間を確保できる人と、週末にしか学べない人では、学習の進み方が変わります。短期コースを選んでも、学習時間が足りなければ作品は完成しません。
週に7時間しか確保できないなら、最初はPremiere ProとYouTube編集に絞る方法もあります。詳しい時間配分は、社会人が1日1時間で学ぶ完走計画で解説しています。
取りたい案件と同じ形式の課題があるか確認する
YouTube編集の案件を取りたいのに、広告アニメーションだけを学んでも遠回りになります。反対に、企業広告を作りたい場合は、カットと字幕だけでは足りません。
無料相談では、卒業制作だけでなく、通常課題の実例も見せてもらいましょう。作品の見栄えに加え、制作時間や修正回数も確認します。
案件紹介後の支援まで確認する
初心者が困りやすいのは、案件を見つけた後です。見積もりや納期、素材不足への対応、修正範囲などを自分で決めなければなりません。
紹介件数よりも、受注後の相談と納品前チェックがあるかを確認してください。
修正が増えたときの判断は、修正回数が多い案件を断る基準でも解説しています。
無料相談で聞くべき10項目
無料相談では、回答を口頭だけで終わらせず、規約や案内資料でも確認しましょう。
- 受講料と分割手数料を含む支払総額はいくらか
- Adobeなどのソフト代は別に必要か
- 課題は何本あり、何回まで添削されるか
- 自主制作や実案件の動画も相談できるか
- 案件紹介に試験や選考があるか
- 紹介される案件の報酬と修正条件は何か
- 紹介案件を実績として公開できるか
- 卒業後も案件紹介や質問を利用できるか
- 途中解約と返金の条件は何か
- 補助制度を使えない場合の負担額はいくらか
さらに詳しい質問集は、オンラインスクールの無料相談で聞くべき15項目にまとめています。
動画編集スクールに通えば必ず稼げるのか
スクールは学習と初受注までの失敗を減らせますが、収入を保証するものではありません。
編集スキルを身につけても、応募しなければ仕事は増えません。受注後は、納期管理や依頼者との連絡、修正への対応も必要です。
独学よりも早く問題点に気づき、修正できることには価値があります。講師への質問や作品添削、営業支援を積極的に使える人ほど、受講の効果を得やすくなります。
動画編集の需要とAIの影響は、動画編集の副業はもう稼げないのかを検証した記事も参考にしてください。
よくある質問
初心者はPremiere ProとAfter Effectsのどちらから学ぶべきですか
最初のYouTube編集案件を目指すなら、Premiere Proから始める方法が分かりやすいです。
After Effectsは、広告動画やアニメーション表現に向いています。最初から両方を完璧にしようとせず、取りたい案件に合わせて学ぶ順番を決めましょう。
案件紹介がないスクールは選ばないほうがよいですか
案件紹介がないからといって、悪いスクールとは限りません。紹介案件は最初の実績を作りやすい反面、卒業後に自分で営業できなければ収入が途切れてしまいます。
短期的な初受注と、長期的な自力営業の両方を支援するスクールが理想です。
安い動画編集スクールでも副業を始められますか
安いスクールでも副業は始められます。ただし、教材を視聴するだけの低価格コースでは、作品の弱点を自分で見つけなければなりません。
添削が少ない場合は、抑えられた受講料を作品相談や機材に回す方法もあります。料金に加えて、質問できる内容と添削の範囲も比べてください。
受講中に案件へ応募してもよいですか
応募できる段階まで進んだら、受講中から動くほうが実務上の疑問を講師に相談できます。ただし、まだ作れない内容の仕事を提案してはいけません。
納期、編集範囲、修正回数を確かめたうえで、無理なく対応できる案件を選びましょう。講師に実案件を相談できることも条件です。
まとめ
副業向け動画編集スクールは、案件紹介の言葉ではなく、受注条件と納品支援まで比べて選びましょう。
- 案件紹介と料金のバランスならSTUDIO US
- 自力営業と個別添削を重視するならデジハク
- After Effectsと商談支援ならChapterTwo
- 企画・撮影まで広く学ぶならデジタルハリウッド
迷ったときは、2校以上の無料相談を受けてみてください。どのスクールにも同じ10項目を質問すれば、支援内容と総費用の違いを比べやすくなります。


